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2026年8月30日

ログインの先にあるページを Figma に取り込む

Figma に持っていきたいページは、たいていリンクを貼れないページです。URL を貼るとなぜログインフォームが返るのか、それを越えるツールで何を確かめるべきか。

Figma に本当に持っていきたいページは、たいていリンクを貼れないページです。社内の管理ツール、ログインして初めてデータが埋まるダッシュボード、まだ公開していないステージング環境。変換ツールに URL を貼ると、ログイン画面が返ってきます。向こうが実際に見たのがそれだからです。

回避する方法はありますが、裏技ではなく構造が違うだけです。URL 方式がここで止まる理由、代替手段が実際に何をしているのか、非公開ページをどのツールに通すにせよ何を確かめるべきかを整理します。

2つの流れの比較。URL方式の変換器のサーバーは他人としてリンクを開きログイン画面までしか届かない。タブ内キャプチャはログイン済みの画面を読み、自分のディスクにファイルを書く。
主張の全体がこの1枚。相手のサーバーはあなたのダッシュボードにとって他人で、あなたのタブはすでに欲しい状態そのもの。

URL を貼る方式が成立しない理由

ツールが URL を求めるとき、その URL を開くのはツール側の何かです。サーバーか、サーバー上で動くヘッドレスブラウザ。その機械は自分のネットワーク位置と、自分の空の Cookie 入れを持っています。あなたではありません。

ですから匿名の訪問者としてダッシュボードに着き、匿名の訪問者が受け取るものを正確に受け取ります。ログインフォームです。何度やり直しても変わりません。足りないのはあなたのセッションで、セッションはあなたのブラウザの中にあるからです。

この失敗がこれほど一貫している理由もそこにあります。誰かが直せるバグではありません。サーバーは、あなたであることを要求するページを見られないのです。

うまくいかない回避策

成立する方法:すでに入っているブラウザの中で取り込む

変換が自分のタブの中で起きるなら、セッションの問題は消えます。解決したのではなく、そもそも発生しないのです。ページはすでに目の前にレンダリングされています。ログイン済みで、データが読み込まれ、メニューは自分が開いたままの状態で。そこで動く変換器は、あなたが見ているものを読みます。

ブラウザ拡張型のインポーターがこの方式で、いまは複数のツールが拡張を出しています。はっきり書いておきます。ログイン済みページを取り込めること自体は、特定のツールだけの能力ではありません。 html.to.design もログインや VPN の先のページ向けに拡張を出していますし、ほかにもあります。ここで独占的な能力を主張しているページを見かけたら、確かめてください。

ツールごとに分かれるのは、取り込んだあとに何が起きるかです。

代わりに問うべきこと:取り込んだものはどこへ行くのか

ブラウザがページを読んだあと、そのデータは Figma まで届かなければなりません。経路はふたつあり、この違いのほうが取り込みの段階より重要です。

サーバーを経由する経路。 拡張がキャプチャをアップロードし、Figma プラグインがダウンロードします。便利です。そして非公開ページの中身、つまりテキストも顧客名もダッシュボードの数字も、自分が管理していないインフラを通るということでもあります。この方式のツールはたいてい、ローカルファイルの選択肢も用意しています。キャプチャを自分でダウンロードしてプラグインに渡す方式です。ただしそれが既定であることは少なく、存在を知っていないと選べません。

サーバーをまったく経由しない経路。 キャプチャはクリップボードかディスクへ行き、Figma プラグインがそこから読みます。アップロードする先がないのでアップロードされません。

NDA のかかったページ、顧客データが載っているページ、規制のある環境の画面を扱うなら、セキュリティ担当が気にするのはこの区別です。「ログインページに対応しているか」ではなく、この分野はどれも対応しているので、「中身が端末を出るのか、それを検証できるのか」です。

主張を信じる代わりに、自分で確かめる

ふたつあり、どちらもすぐ終わります。

Figma プラグインの manifest を読む

Figma のプラグインはすべて manifest でネットワークアクセスを宣言し、Figma がその宣言を強制します。なしと宣言したプラグインは、コードが何を試みようと通信できません。Snapture Import はこう宣言しています。

"networkAccess": { "allowedDomains": ["none"] }

誰かが守ると約束した方針ではなく、プラグインが持っていない能力です。インストール済みのプラグインなら、どれでも manifest を読めます。

ネットワークタブを見る

DevTools を開いて Network に切り替え、キャプチャを実行します。拡張が出すリクエストが見えます。Snapture ならページ自身の画像と、有料プランならライセンス確認がひとつ。ページの中身をアップロードしているツールなら、ここで分かります。

選んだツールが何であれ、一度はやってみてください。 一分で終わり、推測ではなく知る唯一の方法で、どのみちセキュリティ担当に求められる答えです。

何が来て、何が来ないか

レンダリングされたページを取り込むと、いま見ている状態がそのまま手に入ります。URL 方式では公開ページでも届かないものまで含めて。

どのツールでもレイヤーとして来ないものがあります。WebGL キャンバス、別オリジンの iframe、動画のフレームです。ピクセルが DOM で説明されていないので、何をもってしてもベクターにはできません。妥当な挙動は灰色のプレースホルダーではなくその領域ぴったりの鮮明なスクリーンショットを入れることで、Snapture はそうしています。

社内ダッシュボードを取り込む実際の手順

  1. ログインして、欲しい状態にします。取り込みたいパネルやモーダルがあれば開いておきます。
  2. いちばん下まで一度スクロールして戻ります。ダッシュボードは行やチャートを遅延読み込みするので、描画されていないものは取り込めません。
  3. ページ全体を取り込むか、パネルひとつでいいなら範囲をドラッグします。
  4. Figma に貼り付けます。フォントが代替されたら、そのページが使っていたフォントを入れて取り込み直してください。代替フォントはテキストを測り直させ、その後ろがすべてずれます。

ダッシュボードがとても大きいなら、全体ではなく必要な区画だけを取り込んでください。どのツールにも上限があり、欲しい部分を範囲で取り込むほうが、途中で上限に当たった全ページより速く正確です。

まとめると

URL 方式の変換ツールはログインの先を見られず、これは誰かが埋める隙間ではなく構造です。ブラウザ拡張で取り込めば解決し、それを提供するツールは複数あります。問う価値があるのはログインページに対応しているかではなく、そのあとページの中身が自分の端末を出るのかどうかで、それは一分ほどで自分で確かめられます。

自分のページで試す 無料キャプチャ5回、全機能つき。カードも会員登録も不要です。

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